【忙しい人にピッタリ!】格安予算で組めるバイクキャンプセットの作り方

バイクでキャンプツーリング行きたいけど、時間が無くて準備ができない!

そんな人におすすめなのが、自分でセットを作っておくこと。

時間のある時にバッグにキャンプ道具を入れておけば、ツーリング当日はそれをバイクに積載して走り出すだけ。忘れ物も減らすことができて合理的な方法なんです。

準備は時間のある時にやっておくのが秘訣です。それが週末キャンパーのテクニックとも言えるでしょう。

特に最近はアウトドアショップに行かなくても、ネットを使えば格安予算で簡単にセットを組むことができます。

また、定番のアイテムを選べば失敗することも少なく、自分なりのこだわりをアレンジすることも可能になりますので、予算に応じた定番アイテムのバイクキャンプセットを見ていきましょう。

市販のキャンプ用品セットはソロツーリングには不向き

キャンプ用品セット

キャンプ用品は実際に自分の目で商品を見て選びたいものです。

触り心地や大きさ、収納したときのサイズなど、キャンプ用品では大事なポイントでしょう。

しかし、市販のキャンプ用品セットは車でのキャンプを想定して組まれており、積載に制限のあるバイクには向きません。

「テントセットなのに寝袋が無い…」

「クッカーセットを買ったけどほとんど使わない…」

などのデメリットがありますので、ライダーは注意が必要です。そうならないようにライダー向けのキャンプ用品を選ばなければいけません。

ライダー向けのキャンプ用品とは、収納するとコンパクトになるのはもちろんのこと、軽量であることが条件になります。

それでは楽しいツーリングの邪魔にならず、かつキャンプで活躍する道具を予算に応じて選んでいきましょう。

まずはバッグが無ければ始まらない【予算2万円〜】

キャンプセットを組むことは、まずバッグ選びから始まります。自分のバイクに乗せるだけでキャンプツーリングに行けるように、キャンプ用品がすべて入るバッグが重宝します。

バッグ選びでは迷ったら大きめのサイズを選べば間違いありません。キャンプセットではテントやマットなど、収納しても最長50㎝ほどになるアイテムがあります。それが入るのは容量50L以上のLサイズやLLサイズになるでしょう。

デイトナ ヘンリービギンズ

デイトナ ヘンリービギンズ バイク用 ツーリングシートバッグ S 20~26L 日帰り~ホテル1泊サイズ DH-717 96719

可変式で53〜70Lにサイズが変わります。シンプルなデザインなので、上部などにネットで荷物を追加しやすいのもメリット。テントもすっぽり入る大きさです。

タナックス サイドバッグ


タナックス(TANAX) バイク用サイドバッグ MOTOFIZZ ツアーシェルケース2 (ブラック) 容量40ℓ(片側20ℓ) MFK-248



重心を上げ過ぎないサイドバッグはデザイン性もよくおすすめです。ただしテントなどの大きな用品を入れるには、やや小さいのが問題になることも。サイドバッグのみでセットを組むなら、テントの収納サイズなどを気にしなければいけません。

バッグの予算はおおむね2万円程度。安くしたいのであればホムセン箱を利用すれば数千円で済みます。スタイルに会わせて選びましょう。

アイリスオーヤマ 収納ボックス


アイリスオーヤマ 収納 BOX 850×450×390 カートランク
CK-85 グレー/ダークグリーン

キャンプセットの主役!バッグを買ったらテントを入れておく【予算1万円〜】

バッグを買ったら、まず入れるのはテントです。

なぜならテントはキャンプ場に到着してから登場する道具ですので、一番最初に入れて、最後に登場します。キャンプセットの中でも重く、重心を上げない為にもまずはテントを入れましょう。

DODのワンタッチ式ライダーズテント

DODのワンタッチ式ライダーズテント

DOD(ディーオーディー) ライダーズバイクインテント 【ツーリング仕様】 ワンタッチ 大きな前室 1-2人用 T2-466 ブラック

DODのライダーズテントはワンタッチ式で設営が簡単、しかもバイクが収まるキャノピーがあるのが特徴。問題はその収納サイズで、最長辺61.5㎝あります。

これは大型のバッグでもぎりぎり入るかどうかという大きさになり、キャンプセットとして組み込むにはやや大きいかもしれません。

コールマン ツーリングドームST

コールマン ツーリングドームST

コールマン(Coleman) テント ツーリングドームST グリーン 1~2人用 170T16400J

ツーリングテントの定番がこのコールマンのテントです。広い前室が人気で、設営も比較的容易です。2人用となっていますが、ソロツーリングの荷物を考えれば1人用として使うのが適しています。

モンベル クロノスドーム1型

モンベル クロノスドーム1型

モンベル(mont-bell) テント クロノスドーム1型 [1~2人用] ゴールデンオレンジ 1122490-GDOG

収納サイズが最長辺33㎝とコンパクトになり、重量も約2㎏と軽量なテントです。キャンプ用品セットを組むなら、このようなコンパクトになるサイズだと他の荷物も入れやすくなります。

予算は1万円~のテントですが、収納サイズや機能によって高価になります。キャンプセットの中では大きなスペースを占領するアイテムですので、バッグサイズと予算に応じて選びましょう。

 

寝袋はマミー型の化繊を入れておく【予算1万円〜】

バッグとテントが決定しましたら、次は寝袋を選びます。

優先的に寝袋を選ぶのはテントについで重要であり、バッグのスペースを占有する道具だからです。予算や耐寒温度に応じてコンパクトになるので、自分のスタイルにあった寝袋を見つけましょう。

寝袋の形状は大きく分けると

・マミー型
・封筒型

の2つに別れており、コンパクトになるのはマミー型になります。

ツーリングセットではコンパクトさが重要ですのでマミー型を選択します。そして大事なのが素材です。素材は大きく分けると

・ダウン
・化繊

の2つに分けられます。ダウンの方がコンパクトになり保温力も高いのですが、コストがかかり湿気を含んでしまいますのでメンテナンスが必要です。

キャンプセットは組んでしまうとバッグに詰めっぱなしになってしまうので、定期的に干すことが面倒なら化繊を選びましょう。

イスカ アルファライ300X


イスカ(ISUKA) アルファライ300X フレッシュグリーン [最低使用温度6度] 105630

最低使用温度6度と高めな夏用の寝袋です。化繊ですが、直径14㎝高さ27㎝とコンパクトになるのがメリット。夏だけのキャンプをする人なら充分な性能を持っています。

イスカはカラバリも豊富で、他にも最低使用温度が0度や10度と種類も多いので、自分のお好みを探してみてください♩

 

Coleman

 


コールマン(Coleman) 寝袋 タスマンキャンピングマミー L-15 使用可能温度-15度 マミー型 2000022267

アウトドアといえばコールマン。
圧縮袋を使用すればさらに小さくすることができます。これもダウンの強みと言えるますね。ただし、圧縮し続けるとダウンのフカフカがなくなってしまい、保温力も失われるので注意してください。

コールマンからも様々なシュラフが販売されていますが、コンパクトなほど高価になります。

そこでこれらの夏用寝袋をまず購入し、必要に応じてマットやホッカイロなどで調節したほうがよりかしこい選択といえます。オーバースペックの寝袋にはあまり意味が無いと知っておいてください。

 

マットはかさ張るけど必需品!【予算5千円〜】

マットはどうしてもかさ張ってしまいます。

バッグに入らずセットを組むときに除外しがちですが、マットがなければ安眠もできません。そこで夏だけのキャンプと割り切るなら、エアマットをセットに入れておくのもおすすめします。

サーマレスト S


THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト ソル シルバー/レモン R(51×183×厚さ2cm) R値2.6 30670 【日本正規品】

サイズが最長辺51㎝のマットです。片面がアルミ加工されているので寒さに応じて、寒ければアルミ面を上に、そうでなければ下にすることで調節できます。

アマゾンでもかなりの人気商品で、森林の中で行う「森林ヨガ」の際にも重宝します★

 

コンパクトなエアーマット


エア-マット エアマット キャンプマット DTOETKD【 2020年最新 足踏み式 幅広厚手】 エアーベッド アウトドアマット 車中泊マット テント キャンプ 軽量 枕付き折畳み式 無限連結可能 コンパクト 防水防潮 防災 40Dナイロン+TPU生地 キャンプ用品 収納袋付き

足踏み式で簡単に空気を入れることができ、ポンプも必要ないエアーマットです。撤収も30秒ほどで終わるので、時間を効率的に使うことができます。

予算は5000円ほどでマットは入手可能です。キャンプでの安眠は次の日の快適なツーリングにつながります。ぐっすりと眠ることができれば、快適なバイクツーリングを楽しむことができるでしょう。

明かりは2つ!ヘッドライトとランタン【予算1千円〜】

キャンプツーリングでつい忘れがちになるのがライトです。充電する必要もあるので「現地に到着して明かりが無い!」というトラブルにもなりがち。

そこでセットにヘッドライトとランタンを入れて、予備バッテリーで充電するという方法もあります。

 

電池式ヘッドライト


GENTOS(ジェントス) LED ヘッドライト 小型 【明るさ95ルーメン/実用点灯7.5時間/赤色サブLED】 単3形電池1本使用 CP-095D 登山/釣り ANSI規格準拠

ヘッドライトは多くの製品が製造されており、ブランドにこだわらなければ1千円程度で入手可能です。今ではUSB充電が可能なものや、防水のものなど色々と販売されていますので、キャンプの際にはセットの中に必ず入れておきましょう。

太陽光充電できるランタン


EENOUR LEDランタン ソーラーランタン USB充電式 キャンプランタン 高輝度 3段階調光 モバイルバッテリー機能 折り畳み 懐中電灯 キャンプ アウトドア 停電 防災対策(オレンジ)

これめっちゃいいです。充電しなくても、ツーリングバッグにつけておけば充電できるし、折り畳めるから邪魔にならないです。ランタンがあればキャンプのクオリティは上がり、充実した夜を過ごすことが出来ます。2,3個あってもいいかも!

 

太陽光充電でライトもあるモバイルバッテリー


【30000mAh & 3ケーブル内蔵 & PSE認証済】 ソーラー モバイルバッテリー 大容量 急速充電 4台同時充電(Lightning+MicroUSB+Type-Cケーブル+USB出力ポート) 3way蓄電 ソーラーチャージャー モバイルバッテリー 2個LEDライト付き ソーラー充電器 スマホ充電器 防水 耐衝撃 防災グッズ 災害/旅行/アウトドア用 iPhone/iPad/Android各種他対応 DeliToo (レッド)

絶対あったほうがいいモバイルバッテリーも、やっぱりソーラー太陽がGOOD!出発時に充電を忘れていたことに気付いても、これなら大丈夫。モバイルバッテリー本体にもライトがついているので、これがあれば明かりに困ることはありません。

バーナーとクッカーでキャンプ飯を満喫【予算5千円〜】

キャンプセットに入れておきたいクッカー。

サイズや利便性を考えて、必要最低限のものを選びます。

SOTO レギュレーターストーブ


ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310

カセットガスを使用するタイプです。カセットガスは手に入りやすく、新品を1本入れておけばガス切れの心配もありません。
ちなみにカセットガスがついている、スターターセットも販売しています。

メスティン


キャンプ用メスティン アルミ飯盒 ハンドルカバー付きハンゴウ クッカー バーべキュー アウトドア炊飯 調理器具 サバイバル メスキット 固形燃料ストーブ

長方形のデザインでキャンプ飯を進化させたメスティン。炊き込みご飯だけでなくさまざま料理につかえ、箸やスプーンなどを入れるのも便利です。


メスティンレシピ

 

アルファ米

尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類)

お湯を注ぐだけで作れるアルファ米。賞味期限も長く、キャンプセットに入れておけば安心です。食料の調達が出来なかった場合など重宝します。

種類も豊富なのも嬉しいポイント!アルファ米やカップラーメンだけでなく、ツーリング中に購入した地元の食材などを調理できればキャンプの質もグッと上がるでしょう。

チェアーはヘリノックスがオススメ【予算1千円〜】

屋外でくつろぐためにはチェアーがマストアイテムです。

疲れた体を癒し、地面の露などから守ってくれるチェアーはヘリノックスがもっとも評判が良くてオススメです。

Duomishu


Duomishu 【最新の迷彩柄】アウトドアチェア キャンプ椅子 折りたたみ式 3段階調節可能 両側ポケット付き 超軽量 耐荷重150kg 丈夫 コンパクト おしゃれ 子供 キャンプ お釣り 登山 ハイキング 運動会 室内 日本語説明書付き

1万円近くするヘリノックスを買わなくても、このような軽量でコスパの良いチェアもあります。予算に応じてセットを組みましょう。

 

 

テーブルは心の余裕をくれる【予算3千円〜】

料理や小物を置くテーブルもセットに組みこみます。地べたや何かの袋の上に置くより、ぐっと心の余裕を与えてくれるからです。

サイズもコンパクトになりますのでセットに組むことをオススメします。

キャプテンスタッグ アルミローテーブル

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ バーベキュー用 机 アルミロールテーブル ロースタイルUC-501

収納袋に入れればコンパクトになり、安定したテーブルで料理や小物を置くことが可能になります。

その他キャンプセットに入れておくもの

・水
・ホッカイロ/エマージェンシーシート
・歯ブラシ
・タオル
・雨具
・下着
・防水スタッフバッグ

 


CAMP & OUTDOOR 最旬グッズカタログ Vol.3

 

これらをスタッフバッグに入れておけば、キャンプセットは完成です。

道具の事は考えずに、ツーリングのコースやスポット、天候などを気にしながら当日を楽しみに待つことができます。

まとめ

それでは最後にツーリングキャンプ用品セットのまとめをしていきましょう。

・バッグ
・テント
・寝袋
・マット
・ライト
・バーナー
・クッカー
・アルファ米
・チェアー
・テーブル
・その他

これらを出発日前日に詰め込むのは大変。しっかりした人でもどれか一つは忘れてしまうこともあるでしょう。

あらかじめキャンプ用品セットを作り、入れておけば安心でスピーディにツーリングに出発できます。

予算はバッグに2万円、テントに1万円、寝袋に1万円、マットに5千円、チェアに1千円、クッカーなどに5千円、ライトに1千円、これで5万円ほどになります。

レンタルなら1万円ほどで借りられますが、セットを組むことの利点は自分で組みなおすことができること。最初はコスパ重視で揃えてから、徐々にグッズを集めるのもキャンプセットを組む楽しみの一つです。

あとはバイクに積むだけ!という状態のキャンプセットを組めたのなら、もう準備は完了。

当日は忘れ物に心配することなく、時間と気持ちの余裕をもってキャンプツーリングに出発できるでしょう!

 

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